市街地エリア

宮城県で仙台市に次ぐ第二の都市である石巻市の中心市街地。旅の拠点となる石巻駅から少し歩くと商店街があり、飲食店や宿泊施設も軒を連ねます。旧北上川に浮かぶ中瀬には、石ノ森萬画館があり、漫画家・石ノ森章太郎のキャラクターモニュメントが点在しています。

キュレーター
市街地エリア ① 中沢新一
市街地エリア ② 有馬かおる

市街地エリア ① テーマ

海へのアート=リチュアル

中沢新一

海に向かって開かれた心を日本人に取り戻すために、黒潮の雄大な流れを石巻に呼び戻すアート=リチュアルが出現します。黒潮の発生場所にほど近いシンガポールからお呼びしたザイ・クーニン氏は、自らも海民の子孫として、海洋的自然と一体になった想像力を駆使して、人間に失われかかっている心の野生を取り戻すアート=リチュアルを実践してきた人です。「私はアーティストである前に一匹のオニでありたい」と語っているザイ氏は、海の霊力に深い感謝の念を抱いてきた人間の根源的な思いを、ダイナミックなアートに造形してくれるでしょう。

キュレーター

中沢新一

Shinichi Nakazawa

1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。 明治大学野生の科学研究所所長。 インド・ネパールでチベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。 著書に『チベットのモーツァルト』『アースダイバー』『カイエ・ソバージュ』シリーズ『芸術人類学』「野生の科学」ほか多数。 日本の各地における歴史や文化の生成を人文科学と自然科学の両観点から解き明かそうとする試みである「アースダイバー」プロジェクトや展覧会の監修など、多岐に渡る活動を展開している。

アーティスト

市街地エリア ② テーマ

街のマンガロードと
アートロード

有馬かおる

石巻には、石ノ森萬画館があり、マンガロードがあります。今回の展示は、そこにアートロードを加える構想です。前回リボーンアート・フェスティバル2017の私の展示のコンセプト(リボーンが終わった後も石巻のアートシーンの継続させる)を引き継いでもいます。そのためキュレーションの中心となるのは石巻の作家です。石巻の作家を集めます。種を蒔き、育て、新しい芽が出るのを待ちます。今回の展示で早くも花ひらく作家が出てくるかもしれません。そして、新たなアートスペースも誕生し、点を線(ロード)にします。また、「マンガ的発想」が街のコンセプトの石巻には、石ノ森章太郎のキャラクターが町中にあります。これは石ノ森章太郎世界観の拡大です。この石巻にとって「マンガ」とは、「マンガ的発想」とは何かを考えます。

キュレーター

有馬かおる

Kaoru Arima

1969年、愛知県出身、石巻市在住。 ドローイングを中心にペインティング、彫刻などを制作。キワマリ荘プロジェクトを行なっている。
主な展覧会に、
2018年「To see」Queer Thoughts, New York(個展)
2017年「Reborn-Art Festival 2017」石巻市(グループ展)
2015年「Face of a human」MISAKO & ROSEN 東京(個展)「Rainbow」Queer Thoughts、ニカラグア(グループ展)
2013年「ナウ・ジャパン」クンスト・ハーレ・アーメルスフォート、KADE、オランダ(グループ展)
2007年「夏への扉 マイクロポップの時代」水戸芸術館現代美術ギャラリー、水戸、茨城(グループ展)
2004年「第54回 カーネギーインターナショナル」カーネギー美術館、ピッツバーグ(グループ展)などがある。

アーティスト

<アートロード>

ART DRUG CENTER @ART DRUG CENTER

山形藝術界隈 @旧柏屋

石巻のキワマリ荘 @石巻のキワマリ荘

<マンガロード>

青木俊直展 @旧旅行代理店

たなか亜希夫展 @パナックけいてい2階

市街地エリアで見られるその他の作品