桃浦エリア | キュレーター:小林武史

村田朋泰

むらた ともやす

1974年、東京出身。東京芸術大学修士課程美術研究科デザイン専攻伝達造形修了後、コマ撮りアニメーション制作会社(有)TMCを設立。言葉やセリフを排し、仕草や佇まいによる演出で心情を表現し、光の陰影や雨風の移ろう風景を巧みに織り込み「不在」「喪失」「記憶」「死生観」を題材とした作品を通して日本人のアイデンティティを探る制作をしている。代表作として、「睡蓮の人」(2000、第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞)、「朱の路」(2002、第9回広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞)、「松が枝を結び」(2017、Asians on film アニメーション部門佳作賞)、Mr.Children「HERO」MVなど。Eテレプチプチ・アニメでは「森のレシオ」が放送中。

展示作品

脳舞台 – 語り継ぎ、言ひ継ぎ行かむ、
不尽(ふじ)の高嶺(たかね)は –

桃浦エリア  | C6

能舞台をミニチュア化

脳舞台 – 語り継ぎ、言ひ継ぎ行かむ、
不尽(ふじ)の高嶺(たかね)は –

桃浦エリア  C6

MAP

能舞台をミニチュア化

「このタイトルは『万葉集』から拝借した、『神の山』とされる富士山を讃え『旅の無事を祈る』山部赤人の歌です。古来、自然と人間の関係がより密接であり、旅の途中その土地に宿る地霊や死者の魂に供物や鎮魂の歌を詠み、地霊を慰め精霊の加護を願う風習に由来するこの歌から着想を得ました。また、人は祈りを捧げる時、それがより身近になるよう神棚やお守りをミニマム化する習慣があったことから能舞台をミニチュア化しました。舞台に置かれた富士山で移ろいゆく『無常観』を表現しつつ、『死者に祈りを捧げる』作品となっています」(村田朋泰)
鑑賞可能時間
平日…10:00~16:00(15:30最終受付)
土日祝・8月13日~16日…10:00〜17:00(16:30最終受付)
作品の場所
旧荻浜小学校 保健室(宮城県石巻市桃浦米久保5)
オフィシャル
ツアー
○ 牡鹿半島コース
パスポート
必須

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White Forest of Omens

桃浦エリア  | C7

光と音で表す天変地異の「予兆」

White Forest of Omens

桃浦エリア  C7

MAP

光と音で表す天変地異の「予兆」

「『鏡』は『境』と共通した意味を持っています。『鏡の前にいる世界はこの世、鏡の中の世界はあの世』という解釈は古来日本人にとって左右逆転しているように見えることから左と右に着目し、また鏡の反射は天照大神として神鏡となりました。『鏡』『境』には『音』という漢字が含まれます。古代、音の届く限界が集落範囲と考えられていたのかもしれません。これらをヒントに本作品は白い森に鎮座する小高い岩から僅かに聞こえる拍子木の音で始まり、大地に降り注ぐ雨や雷、動物の軌跡を通じて天変地異の『予兆』を光と音で描いています」(村田朋泰)
鑑賞可能時間
平日…10:00~16:00(15:30最終受付)
土日祝・8月13日~16日…10:00〜17:00(16:30最終受付)
作品の場所
旧荻浜小学校1F外国語活動室
オフィシャル
ツアー
○ 牡鹿半島コース
パスポート
必須

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