石巻・牡鹿半島における食や様々な出会いを通じて
「いのちのてざわり」を感じる旅をご提供します。
リボーンアート・フェスティバルは、宮城県の石巻を主な舞台にした「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭と、持続可能な循環の創出を行っています。
豊かな「食」や様々な「出会い」など、他のどこにもない深い体験を通じて、いのちへの感謝、食べる喜び、つながる営みを伝え続けて参ります。
CONCEPT
私たちが届けたい価値
いのちへの感謝
いきるためにいのちをいただく。牡鹿半島で狩猟や漁業を営むプロフェッショナルと同行し、いのちをいただく現場に参加します。斜面を駆ける鹿、はさみで威嚇する蟹、しなやかに形を変えて動く蛸、そのいのちと向き合い、自然の恵みをいただけることに心から感謝します。
たべる喜び
いただいたいのちを最高においしくたべるための技術を料理人に教わりながら、調理し、盛り付け、味わいます。牡鹿半島の澄んだ空気を感じながら、チームで楽しく屋外で食べることもおすすめです。すべての感覚を開放し、喜びをわかちあいましょう。
つながる営み
「ここで暮らすひとびと」との会話・共に過ごす体験は、牡鹿半島とあなたをつなげます。「石巻のあの人」を思い出すとき、日常の食卓でも、お魚を今よりちょっと丁寧に食べるかもしれません。漁師さんも、あなたの笑顔を思い浮かべながら午前3時の漁に出かけるでしょう。
MESSAGE
想い
海・街・野・山と多様性に富んだ石巻地域の中でも特徴的で太平洋に飛び出した牡鹿半島。東日本大震災の震源地に最も近いこの土地は、たくさんのものを失ったからこそ、自然、人のつながり、生きるための創意工夫といった掛け替えの無いものに、どこよりも真摯に向き合える場所になっています。現代の高度に経済合理化された社会において見失いがちな、さまざまな”本質”を巡る「いのちのてざわりツーリズム」は、他のどこでも得られない気付きや出会いを提供いたします。
MODEL PROGRAM
「いのちのてざわり」を実感する、チームの喜びと学び、成長を促すプログラム例です。
プログラム構成は参加者、参加組織、研修の目的をヒアリングした上でアレンジを加えていきます。
Day1
石巻到着 / LUNCH
12:00~13:00
石巻に到着して、まずはランチで腹ごしらえ。お寿司もよし、ジビエカレーもよし。まずは石巻の自然の豊かさを口で感じます。
オリエンテーション
13:00~14:30
3.11をきっかけに、これまでどこにも無かったアイディアやチャレンジが集積している石巻。いのちのてざわりツーリズムを通じて、何を学び、何が変わるのか、インプットと導入のプログラム。
アート見学
15:00~17:30
Reborn-Art Festivalがきっかけで設置された石巻にあるアート作品を見学。アーティストがこの地で何を感じて何を表現したか、考えます。
夕食
17:30~19:00
牡鹿半島にある食施設”はまさいさい”に移動し、Reborn-Art Festivalに参加する石巻のシェフが料理する食事を楽しみます。石巻の自然や生産者について、話を聞きます。
キャンプファイアー / 猟師との語らい
19:30~21:00
もものうらビレッジにて、焚き火を囲みながら、牡鹿半島の猟師にお話を伺います。
Day2
集合 – 朝食
06:00~07:00
漁師体験、海の話
07:00~10:00
もものうらビレッジから船でカゴ網 / 刺し網漁にでます。自らの手で漁をすることでいのちのてざわりを感じます。
料理体験 @もものうらビレッジorはまさいさい
10:00~13:00
漁でとったお魚をチームに分かれて調理し、チームワークや協働作業について学ぶプログラムです。石巻のシェフが講師として入り、命を美味しくいただく工夫を学びながら、一緒に美味しいものを作る楽しいプログラムになります。
ランチ
13:00~14:30
漁から調理まで、自らの力を合わせて作った料理を美味しくいただきます。
まとめ / 帰宅
14:30~17:30
チームでの協働作業や石巻で学んだ”いのちのてざわり”について振り返り、普段の業務や学習に活かしていくまとめを行います。
OPTION CONTENTS
ご要望に応じて多様なコンテンツを組み合わせることが可能です。
サイクリング
点在する漁村を潮風を感じながら自転車でめぐります。
トレッキング
森と海のどちらの恵みも感じることができる豊かな道を歩きます。
マリンアクティビティー
目の前に広がる雄大な海にカヤックやSUPで繰り出します。
BASE
このプログラムは「もものうらビレッジ」を拠点に実施をします。
もものうらビレッジ
もものうらビレッジは”人が自然に出会い、人が人に出会う場「生きる術」を学び、楽しむ場”をコンセプトに、みんなで作り上げた自然に囲まれたビレッジです。普段の生活では学ぶことができない「生きる力」、「生きる術」を会得していく場所です。
アクセス
日本の東北地方にある宮城県の海側に石巻市は位置します。新幹線なら東京から仙台駅まで約1時間半、仙台駅から石巻市街地までは約1時間で行くことができます。近づくに連れて深まる自然や季節によって移り変わる窓の外の景色を楽しみながら、ぜひ石巻へ遊びに来てください。
PARTNER
地域を代表するクリエーターが講師として参画しています。
四季彩食いまむら(石巻) 店主
1981年生まれ。千葉県松戸市出身。大学卒業後、世界中を旅して周り、多くの経験と人、料理に出会う。帰国後、那須の旅館や東京の和食店に勤め、2011年5月に、震災ボランティアとして石巻を訪れる。そこでの街中や生産現場でのボランティアを経て、2013年4月に「いまむら」をオープン。「生産者と共につくる料理」というテーマを掲げ、日々の仕入れにおいては漁などにも同行し、食材のストーリーや生産者の思いを料理とともに伝えている。
1963年生まれ、群馬県出身。震災復興ボランティア活動を契機に2015年に石巻に移住。被災後、人口が10分の1に激減した牡鹿半島漁村にて漁業に従事。2017年からもものうらビレッジ運営に携わる。
1974年石巻市生まれ。東日本大震災で自身も被災するが、被災地からクリエイティブな地方都市のモデルを作るべくISHINOMAKI2.0を発足。復興に留まらないまちづくりのアイデアを次々と実行に移し、まちの内外の様々な立場の人々をつなぎながら石巻のバージョンアップを目指す。コミュニティFMのパーソナリティ、とりあえずやってみよう大学学長、地方型総合芸術祭Reborn-Art Festival事務局長など多彩な横顔を持ち、近時は関係人口の創出やローカルベンチャーの推進に力を入れる。
2012年度グッドデザイン賞復興デザイン賞・第4回地域再生大賞特別賞受賞・平成27年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞・KAIKA Awards2017特別賞・令和元年度新しい東北復興・創生顕彰 受賞。総務省地域力創造アドバイザー。
1967年、宮城県気仙沼市生まれ。宮城県石巻市在住。石巻猟友会所属。牡鹿半島でニホンジカの有害獣駆除を担い、狩猟や野生食材などを採取しながら、食材とともに食材の育つ背景を伝える食猟師。四季折々の石巻の気候風土に育まれた自然の恵みと、野生食材が持つ食材本来の味と姿を食と自然体験のプロジェクトを通して発信し続けている。2017年よりリボーンアート・フェスティバルとニホンジカの解体処理と牡鹿半島の自然の恵みを伝える拠点「アントラークラフツ」を作る。
FLOW
プログラム開始までの流れ
1.お申込み
まずはお問い合わせフォームにてご希望の日程、人数や内容についてご連絡ください。後程事務局よりヒアリングシートをお送りいたします。その後のオンライン面談を調整し詳細について打合せいたします。
2.オンライン面談
ZOOMで事前面談を行います
目的や予算に応じてプランを組み立て、提案させていただきます。
3.プログラムスタート
十分な打合せの後、現地にてプログラムスタート。石巻をメインにオーダーメイドのプログラムをご体験ください。
PLAN
料金の目安
受入人数 | 4~21名 | |||
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基本料金の目安 | 参加者数 | 4名様 | 20名様 | |
モデルプログラム費 | 66,500円(税込) / 1人あたり | 44,500円(税込) / 1人あたり | ||
オプション料金の目安 | ・追加コンテンツにより異なります。詳しくはお問い合わせください。 | |||
備考 | ・旅行でのご提供の場合は旅行業者との連携も可能です。 ・人数が多いほど、講師料などの一人当たりの負担が減り、お得になります。 |
CONTACT
まずはお気軽にオンライン面談をご利用ください。
ヒアリングを行いますので、ご希望や気になっていることを聞かせてください。
企業、学校、個人グループの方、それぞれに合った内容を提案いたします。