Reborn-Art Festival

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石川竜一

Ryuichi Ishikawa

鮎川エリア

Photo: Shimabuku

写真家。1984年沖縄県生まれ。沖縄国際大学社会文化学科卒業。在学中に写真と出会う。2008年より前衛舞踊家、しば正龍に師事。2013年頃まで付き人を務め、舞台に立ちながら氏を撮影する。2010年より写真家、勇崎哲史に師事。撮影、展覧会や写真集の制作、座学ワークショップ等、写真に関わる広い分野の企画から運営までのアシスタントを務める。2014年に沖縄の人々や身近な環境で撮影したスナップ写真をまとめた『okinawan portraits 2010-2012』『絶景のポリフォニー』を赤々舎から発表し、木村伊兵衛賞、日本写真協会新人賞、沖縄タイムス芸術選奨奨励賞を受賞。
近年では日常のスナップやポートレイトに加え、自身の住むアパートの部屋とその窓から日常的に見える景色や人々、戦闘機などを空間的に展開した「home work」や、同性愛の男性とその母親の死を映像と写真で綴った「MITSUGU」など、現代の矛盾と混沌に向き合いつつも、そこから光を探るような作品を発表している。活動の場も日本国内外に広がり、その内容もビデオ作品や他ジャンルのアーティストとの共作、ミュージシャンとのセッションなど多岐にわたる。

作品番号 :
F6
タイトル :

制作年 :
2019年
「自然が作り出した痕と人の行為の痕。意図せず残ってしまうもの。残そうという意思の元に残ったもの」(石川竜一)
8年前の地震の頃のままに放置された、かつて病院だった建物の3階が石川竜一のインスタレーションの場所です。鮎川に1ヶ月半滞在した中で撮られた新作の写真が展示されます。
展示場所 :
鮎川集会場3F 石巻市鮎川浜寺前18−2
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作品番号 :
F7
タイトル :

掘削

制作年 :
2019年
「原初的な感覚の再認識。一人一人が感じ考えることを尊重すること」(石川竜一)
「何か今までやったことのないことを」というキュレーターの島袋のリクエストに、石川は「いつか穴を掘ってみたいと思っていた。なんの意味もない穴を」と答えました。意気投合し、石川が自力でスコップを使い穴を掘ることになりましたが、島袋が指定したコバルト荘跡地はコンクリート混じりの土でスコップの刃が立ちませんでした。それでも石川自身で掘ることにこだわった結果、石川はパワーショベルの免許を取得して穴を掘ることになりました。穴を掘ると結果的に山もできます。それは天地創造の現場のようです。
展示場所 :
コバルト荘跡地
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参考画像

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