© Reborn-Art Festival 2024
これまでの歩み
Reborn-Art Festivalは
東日本大震災の復興支援を機に構想され、
2017年に本祭がスタート。
2年に一度開催されています。
石巻を拠点に復興支援
3月11日の東日本大震災後、
ap bankで復興支援の一環として、
宮城県石巻市の石巻専修大学を拠点に
ボランティア活動を実施。
Reborn-Art Festival実行委員会が発足
7月7日、石巻市とap bankが発起人となり、
Reborn-Art Festival 実行委員会が発足。
実行委員長に、石巻市長とともに
ap bank代表理事の小林武史が就任。
Reborn-Art Festival ×
ap bank fes 2016を開催
7月29日〜31日、
「Reborn-Art Festival 2017」の
プレイベントとして
石巻港雲雀野地区で
「Reborn-Art Festival ×
ap bank fes 2016」を開催。
約3万9,000人が来場した。
さわひらき、JR、鈴木康広、パルコキノシタ、宮島達男、Yottaら9組のアーティストが作品展示やワークショップを行い、小林武史や櫻井和寿をはじめとする47組のミュージシャンがライブを展開。 新鮮な魚介類を漁師が料理する「ハマ マルシェ」、地元飲食店が名物料理を提供する「ハーバー横丁」、日本各地から集まったシェフたちが地元食材でスペシャルメニューを作り上げる「Reborn-Art DINING」とフードエリアも充実した。
Reborn-Art Festival 2017
(本祭1回目)を開催
7月22日〜9月10日、石巻市
(牡鹿半島、市内中心部)を会場、
松島湾(塩竈市、東松島市、松島町)、
女川町を提携会場として
Reborn-Art Festival 2017」を開催。
約26万人が来場した。
企画構成やアーティストの選定は
和多利恵津子・和多利浩一(ワタリウム美術館)、
中沢新一(思想家・人類学者)、
小林武史が
クリエイティブディレクション
ユニットを組織して行った。
石巻市街地中心、石巻市周辺、牡鹿半島中部、牡鹿半島先端・鮎川の4エリアで44組のアーティストが作品を展示。荻浜のホワイトシェルビーチに立つ名和晃平《White Deer (Oshika)》は Reborn-Art Festival のシンボル的存在となった。
オペラ「四次元の賢治 -第1幕-」を上演したほか、「51日間、毎日どこかで音楽が鳴っているプログラムも実施。最終日の「リボーンまつり」では「リボーン音頭」を踊った。国営みちのく杜の湖畔公園では「Reborn-Art Festival 2017 × ap bank fes」を開催。
フードディレクターは目黒浩敬(AL FIORE)。荻浜に新設した「牡鹿ビレッジ」のレストラン「Reborn-Art DINING」では全国から集ったシェフが、 食堂「はまさいさい」では浜のおかあさんたちが地元の食材を生かした料理を提供した。
TRANSIT! Reborn-Art 2018を開催
8月4日〜9月2日、
「Reborn-Art Festival 2019」の
プレイベントとして
「TRANSIT! Reborn-Art 2018」を開催。
約8,000人が来場した。
《White Deer (Oshika)》を再展示したほか、パルコキノシタ、小林武史、Yotta、増田セバスチャンが作品を展示。「リボーンまつり」には水木一郎、八代亜紀らが参加した。藤巻一臣(サローネグループ)がフードディレクターを務めた食では、ジェローム・ワーグ、原川慎一郎(the Blind Donley)が食猟師・小野寺望の仕留めた鹿を料理する場面も。桃浦の「盆舟おくり」など地元の祭りに関わるプロジェクトも行った。
Reborn-Art Festival 2019
(本祭2回目)を開催
8月3日〜9月29日、
牡鹿半島、網地島、石巻市街地、
松島湾(石巻市、塩竈市、東松島市、
松島町、女川町)を会場に、
「Reborn-Art Festival 2017」を開催。
約44万人が来場した。
テーマは「いのちのてざわり」。
石巻駅前は中沢新一、市街地は有馬かおる、桃浦は小林武史、荻浜は名和晃平、小積は豊嶋秀樹、鮎川は島袋道浩、新たに会場に加わった網地島は和多利恵津子・和多利浩一と、7つのエリアごとに異なるキュレーターが担当。総勢69組のアーティストが作品を展示した。
オープニングライブ「転がる、詩」(石巻総合体育館)にはじまり、オペラ「四次元の賢治 -完結編-」(釜石市民ホール TETTO、塩竃市杉村惇美術館、YAMANO HALL)の上演も 。小林武史による「BGM for the ART」や恒例となった「リボーンまつり」も行われた。
フードディレクターのジェローム・ワーグと原川慎⼀郎が“食が生まれるところ"を探検する多彩なイベント「石巻フードアドベンチャー」を開催。「Reborn-Art DINING」では全国の料理人たちが石巻の食材を生かした料理を提供。食堂「はまさいさい」も期間限定オープン。
Reborn-Art ONLINE を開催
1月から3月にかけて、
「Reborn-Art Festival 2021-22」の
プレイベントとして
「Reborn-Art ONLINE」を開催。
コロナ禍に、大きく分けて
二つのオンラインプロジェクトを行った。
一つは、「Reborn-Art Festival 2019」で
小積エリアを担当した豊嶋秀樹のキュレーションによる「鹿のゆくえ」。2019年に鹿猟師・小野寺望とともに鹿の視点から世界を見た淺井裕介、在本彌生+小野寺望、坂本大三郎+大久保裕子、志賀理江子、津田直、堀場由美子の、その後の表現を共有できる場となった。
もう一つは、「Reborn-Art Festival 2021-22[前期]」のキュレーターを務める窪田研二による「交信 – 声なき声を聴くためのレッスン」。吉増剛造、青葉市子それぞれのパフォーマンス、SWOON、李俊陽、花崎草の対話や花崎のパフォーマンス、志賀理江子と石倉敏明の対談や山川冬樹のパフォーマンスを展開し、さまざまな声なき声を発信した。
Reborn-Art Festival 2021-22
[前期]を開催
東日本大震災から10年が経ち、
新型コロナウイルスの感染が拡大したこの年、
「利他と流動性」をテーマに掲げた
「Reborn-Art Festival 2021-22」は、
2期に分けて実施。
前期は8月11日~9月26日、石巻市街地、
牡鹿半島(桃浦、荻浜、小積、鮎川)、
女川駅周辺を会場に開催し、
約10万人が来場した。
キュレーターは窪田研二。石巻市街地、桃浦、荻浜、小積のほか、新たに会場に加わった女川駅周辺で総勢23組のアーティストが作品を展示し、想像力を共有する場となった。作品に関連したイベントも充実。鮎川では常設作品のみの展示を行った。
復興のシンボルとして建てられた「マルホンまきあーとテラス 石巻市芸術文化センター」で8月29日、音楽ライブ「ワン・バイ・ワン・プラス 〜10年目のフレームより〜」を開催。シンプルな編成で、椅子に座って歌唱。オンライン配信も行った。
地元の料理人、阿部司、阿部久利、
今村正輝がフードディレクターとなり、コーディネーターの菊池博文とともに多彩なプログラムを展開。内外の料理人によるセッションディナー、夜市のほか、リボーンアート・ダイニング、はまさいさいも営業。食をテーマにしたシンポジウム、石巻の食文化を体験するイベントも行われた。
Reborn-Art Festival 2021-22
[後期]を開催
新型コロナウイルスの感染を予防すべく前期・後期と
2期に分けて実施された「Reborn-Art Festival 2021-22」。
前期から引き続き「利他と流動性」をテーマに掲げ、
後期は2022年8月20日~10月2日のあいだ、
石巻市街地、牡鹿半島で行われた。
キュレーターは和多利恵津⼦・和多利浩⼀。「新しい天使を迎える」と題し、21組ものアーティストが石巻市街地や牡鹿半島に加え、新たな復興のシンボルとも言える⽯巻南浜津波復興祈念公園や、牡鹿半島との架け橋・渡波エリアなどで展示を行った。
「回復への音」と題し名和晃平の作品《White Deer (Oshika)》を背景に、スガシカオ、Salyu、青葉市子を中心とするアーティストと共に大きな仕掛けなどに頼らず、音楽の粒子から、再び感情が呼びさまされ巡ることを目指した空間で音や歌を奏でた。
テーマは「リボーンアート・フードセッション」。石巻の料理人でもある阿部司、今村正輝。そしてリボーンアート・フェスティバルの舞台を中心にこれまで関わってくれた時代を代表する食のクリエイターたち。そこに新たに才能豊かなシェフたちが加わり、コロナ禍における新たな食のセッションが生まれた。