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志賀理江子らがナン・シェパード『The Living Mountain』の世界を紐解いたアーカイブ映像を公開

Reborn-Art Festival 2021-22 [ 前期 ] にて開催されたトークのアーカイブを公開しました。


「感覚の〈生〉を生きる」―ナン・シェパード『The Living Mountain』を語る

日時:2021年9月4日(土)
場所:FERMENTO

出演:佐藤泰人(イギリス・アイルランド現代詩研究および山岳詩研究、東洋大学准教授)    
芦部美和子(山岳表象研究、一橋大学大学院博士後期課程)

進行:志賀理江子(写真家・RAF2021-22参加アーティスト)
ゲスト:小野寺望(食猟師/Antler Crafts)

スコットランドの作家ナン・シェパード(Nan Shepherd、1893-1981)は、地元ケアンゴームの山々とこれを取り巻くあらゆる存在について、詩的散文『The Living Mountain』に綴りました。

本書は1944年に執筆されたものの長い間顧みられることはことはありませんでしたが、近年にわかに注目を浴び、今やシェパードの顔はスコットランド紙幣を飾るまでになりました。

彼女は感覚を研ぎ澄ませ、山という「他者」の懐(ふところ)に滑り込み、これを知覚し思考します。 山を通じて感覚と存在について「身体的に」思考する本書は、現在も様々な芸術家をインスパイアし続け、今回 RAF2021-22 参加アーティストである志賀理恵子の作品の英語タイトルにも引用されています。

この『The Living Mountain』の世界について本書の翻訳を手がける二人が語り、食猟師の小野寺望の視点も交えて対談を行いました。

企画:志賀理江子・Reborn−Art Festival
撮影:佐藤貴宏・佐々瞬
編集:佐藤貴宏
協力:Antler Crafts・PUMPQUAKES

写真:Cairngorm Plateau from Bynack More 
撮影:佐藤然

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